ジェローデル編後編について2

懲りもせずまたまた書きます。
いい加減な考察で、とんでもなくトンチンカンな事を言っているかもしれません。
ご承知おき下さいませ。


『今ここで、抱きしめて口づけをして下さい。』
ソフィアは、あの時に素直に言えれば良かったのでしょうか。
そうすれば彼をパリに行かせず、救えたのでしょうか。
しかし彼女には、オスカル様をただ一人の人と決めている彼に、それを言うことは出来ないのです。
到底自分は、彼の中でオスカル様を超えることは出来ないのだから。
かと言って、
『オスカル様の身代わりとしてでも良いから、貴方の近くにおいて下さい。』
『パリには行かないで。』
と、すがる様な愚かしい事は出来ない。
まして、
『今ここで、私を抱きしめて口づけして下さい。』
などとは言えないのです。

ジェローデルは、自らの命は、既にオスカル様の為に捧げる覚悟は出来ているが、心の片隅では、ソフィアへの愛も芽生え始めている。
しかし、そこにいるのは亡きオスカル様の残像を引きずった自分でしかない。
このままソフィアを愛すれば、お互いが不幸になってしまう。
彼は自分自身の気持ちの揺れに恐れを抱いている…。
これ以上、ソフィアへの想いが大きくなる前に、決着を付けに行ったということか…。

ジェローデルは、愛し始めてしまったソフィアに、別れを告げに行ったということなんですね…。

お互い愛し合っているのに。

それは『オルフェウスの窓』で、革命の戦士として生きようと決心した矢先に、ユリウスを愛し始めてしまい、自分の心の中の彼女の存在が大きくなるのに戸惑い、ロシアに去って行くクラウスに似ているのではと思いました。

それにしてもまた一つ、大人の愛の形を見せつけられた気が致します。


画像は、誰より愛しい人9ページ目の途中です。
こんなのでごめんなさい。
宜しければご覧下さい。




スポンサーサイト

  1. あれこれ
  2. / comment:0
  3. [ edit ]


 管理者にだけ表示を許可する
 

« 2017 11  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

プロフィール

うたかた

Author:うたかた
『ベルサイユのばら』のオスカル様に恋い焦がれる『うたかた』の二次創作ブログです。
手描きのイラスト(デジタルのものも少し)と短い会話文で綴るサイドストーリー、コミック、雑文などを置いています。
原作をこよなく愛していますが、アニメも大好きです。
間違いだらけの拙い作品ばかりですが、大きなお心で受け流して下さいませ。
また、原作者様、出版社様等とは一切関係ございません。
どうぞよろしくお願い致します。
2015年7月からpixivにも投稿していますので、宜しければお立ち寄り下さい。

fc2カウンター

検索フォーム

QRコード

QR