愛してくれて…



アンドレ…
ありがとう
私を愛してくれて。
ありがとう
ずっとそばにいてくれて。

蜜月の間の会話は、どんなだったでしょう。
こんな言葉をオスカル様の口から告げられたとしたら。
アンドレは、今までの苦しい思いが全て吹き飛び、感動で涙を流したでしょうか。
誰よりも愛していると自負していた彼女への思いの成就は、彼の生涯の喜びであり、新たな苦しみの始まりでもありました。

オスカル様は、自分は他者を愛する事はあっても、他者から愛される事などないのだと、どこかで思っていたというのが私の持論です。
アンドレの自分への愛を知り、またご自分の気持ちも自覚した彼女は、自身のほとばしるような魂の叫びに戸惑い、実に人間的で可愛らしい一面を見せています。

『愛してくれて、ありがとう』
私の中のオスカル様は、アンドレにそう仰います。
皆様のオスカル様はいかがでしょうか。






スポンサーサイト

  1. Oscar et André
  2. / comment:2
  3. [ edit ]

  1. 2017/08/14(月) 21:47:59 |
  2. URL |
  3. Ritsu
  4. [ edit ]
初めまして今年ssの世界を知りすっかりはまりこんだ新参者です
「愛してくれて」を読ませて頂き泣きそうになりました


片思いの時期が長すぎた彼女だからこそ「私だけを一生涯愛し抜くと誓うか」と問わずにいられなかったのだと思います
違う選択も出来た筈のアンドレに「ありがとう」と「お前と出逢えて良かった」と耳元で囁いてあげたら彼もきっと体が震える程
幸せだったのではないでしょうか


Re: タイトルなし

  1. 2017/08/16(水) 13:14:25 |
  2. URL |
  3. うたかた
  4. [ edit ]
Ritsuさま、初めまして。
ようこそおいで下さいました。

過去のものを読み直すと、懐かしいやら照れ臭いやら。
勝手な妄想ばかりですが、お付き合い頂いてありがとうございます。

この作品は、熱くなったり少し醒めたりを繰り返し、妙な方向に行ってしまいそうになるときに読み直す文章の一つです。

父母にも甘える事はなく、いつも自分で答えを出す彼女。
幼馴染の彼とは、飾らない軽口で日々の心の垢を落としていたのだろうと思っています。しかし、男女の事は…。

彼の存在がありながらも、おそらくずっと孤独と闘ってきた彼女のそれをわかった上での『私だけを』は、再読のたびにこちらも胸が締め付けられる思いがします。

この頃の彼女を思う時、何年か前のドラマ『明日、ママがいない』の主題歌『誰か私を』が頭の中を巡る時があります。
親の愛は得ている彼女のそれとは、『誰か私を愛してはくれませんか』というのは少し違うかもしれませんが、巡るのです。

彼への愛に気付いた彼女は、可愛らしくて、微笑ましくて。
急な愛の告白も本当に彼女らしい。
受けとめる彼の誠実な涙にも心を打たれますね。
こんなにも一途に愛してくれる男性が近くにいたなんて、実は彼女は幸せな方だったのだとこの頃思います。
愛し愛され、夫婦になり共に死んでいく。羨ましくもあります。

自分ワールドを大事にしながら、これからも描いて(書いて)いこうと思っています。
宜しければ、またお付き合い下さい。
お待ちしています。



 管理者にだけ表示を許可する
 

« 2017 09  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

うたかた

Author:うたかた
『ベルサイユのばら』のオスカル様に恋い焦がれる『うたかた』の二次創作ブログです。
手描きのイラスト(デジタルのものも少し)と短い会話文で綴るサイドストーリー、コミック、雑文などを置いています。
原作をこよなく愛していますが、アニメも大好きです。
間違いだらけの拙い作品ばかりですが、大きなお心で受け流して下さいませ。
また、原作者様、出版社様等とは一切関係ございません。
どうぞよろしくお願い致します。
2015年7月からpixivにも投稿していますので、宜しければお立ち寄り下さい。

fc2カウンター

検索フォーム

QRコード

QR