Pour la fin ( 終わりにする為に )




『…これで終わりだ。きれいさっぱり忘れてやる。忘れてみせる。』

『それで…目に留めてもくれなかったら?』

『目の前の女性に興味がないということだから、それはそれで良い。』

『では、逆にお互い突き動かされ、思いも寄らないことになってしまったら…。』

『それは…。』

『冷静でいられますか?』

『そうなる前に撤退だ。』

『抱き寄せられて、二人きりになってしまったら?』

『困ったな…』


おかしな設定ですが、これは自問自答ではなく、私と彼女が会話しているとでも思って頂けたら幸いです。
この時の彼女への質問として思いつくものを書きました。

彼女は軍人ですから、いつ何時でも毅然と対処できると思いますが、この時はまた別なのではないかと。
少し、下世話な会話ですが、ご容赦下さい。

この時の、彼女の心の中にあるフェルゼンへの思いを勝手に整理しますと。

① 自分は彼を愛している
② 女性として彼の前に立ちたい
③ 彼がいつもの自分をどんな風に思っているのか知りたい
④ 彼に抱かれたい

今思いつくのはこんなですが、もっとありますでしょうか。それはまた気づいた時に。

ローブをお召しになって舞踏会に赴く彼女は、自分の中の抑制を乱すものを排除すべく、決着をつけに行く様に私には思えます。

せっかくローブをお召しになったのに、緊張からかいつもどおりの凛々しいお顔でアンドレの前にお立ちになります。
しかし、意中の方の前にお出でになった彼女は、もう女性の柔らかな表情になっていらっしゃいますね。
残念ながらこの頃のアンドレの事は眼中にないので、当然と言えば当然なのですが。

子供の頃に読んだ時は、どうして恋を終わりにする為に会いに行くのかがわからず、女性の姿での彼女の美しさにばかり気を取られていました。
来る日も来る日も彼の帰還を待ち望んだにも関わらず、彼の瞳に映る自分の姿が親友の近衛士官でしかない事を思い知らされる日々。
あまりに長く苦しい片思いでしたね。

このイラストは、ローブの彼女が上手くいったと思い、調子に乗って近衛の彼女を描いてしまって大失敗。(汗)
どうして剣に、手をかけてしまったかな…。
刺してる様に見えてしまう。(大泣)


差し替え完了しました。
前の作品にも温かい拍手をありがとうございました。





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  1. Oscar
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うたかた

Author:うたかた
『ベルサイユのばら』のオスカル様に恋い焦がれる『うたかた』の二次創作ブログです。
手描きのイラスト(デジタルのものも少し)と短い会話文で綴るサイドストーリー、コミック、雑文などを置いています。
原作をこよなく愛していますが、アニメも大好きです。
間違いだらけの拙い作品ばかりですが、大きなお心で受け流して下さいませ。
また、原作者様、出版社様等とは一切関係ございません。
どうぞよろしくお願い致します。
2015年7月からpixivにも投稿していますので、宜しければお立ち寄り下さい。

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