Toujours tous les deux ( いつもふたりで )



『来週の初めにエリザベス夫人の屋敷で舞踏会が開かれるそうだ。』

『エリザベス夫人か…そこにはロザリーの母上の相手も現れるかもしれんな…。』

『あのお屋敷の舞踏会は、それはそれは盛大なものだと言われている。しかし本当にロザリーに会わせるつもりか?』

『ん…そうしなければロザリーの気持ちも収まるまい。そのあとの事はもう考えてある。』

『どうするつもりだ。』

『親思いの健気な娘だ。罪を負わせる訳にはいかんだろう。』

『ん…俺もそう思う。』

『ふふ、お前、舞踏会の日までロザリーのダンスの相手をしてくれないか。』

『あまり時間がないな。よし、特訓してやるぞ!』


普段は、あまり手に取らない文庫本の1巻 ( MCでは2巻でしょうか。) から描いてみました。

忙しく立ち回る若いお二人は、こんな風に先を急ぎながら会話されることが多かったのではないかと思っています。
短いやり取りの積み重ねが、お互いを慮る事に繋がっていったのではないでしょうか。
それはただ長く一緒にいても難しい事ではありますが、主従の信頼感と幼馴染という気やすさで、築き上げていった関係なのでしょう。

誰が聞いているかわからないヴェルサイユでは、あくまで耳元で。
『仇』なんて物騒な言葉は、使わずに。

題名の『Toujours tous les deux 』は、結婚指輪に刻印する言葉でもある様です。


追記です。
見落としたところがありましたので、画像を手直ししました。
以前の画像にも拍手をありがとうございました。




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  1. Oscar et André
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うたかた

Author:うたかた
『ベルサイユのばら』のオスカル様に恋い焦がれる『うたかた』の二次創作ブログです。
手描きのイラスト(デジタルのものも少し)と短い会話文で綴るサイドストーリー、コミック、雑文などを置いています。
原作をこよなく愛していますが、アニメも大好きです。
間違いだらけの拙い作品ばかりですが、大きなお心で受け流して下さいませ。
また、原作者様、出版社様等とは一切関係ございません。
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2015年7月からpixivにも投稿していますので、宜しければお立ち寄り下さい。

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