壁ドン アラン編




『おお、アラン!お前も来たのか。』
『えっ⁉︎、隊長 ⁉︎ 』
『私だ! どうした、可笑しいか?』
『いえ…どなたかと踊られるんですか? あ、アンドレとですね。』
『いや、他の男とだ。
もう踊ったから帰ろうと思っていたところだが、丁度良かったよ、少し相手をしてくれ。
風に当りたかったんだ。
ところで、お前のその格好は三銃士か?』
『そうらしいです。隊長のは…』
『ニーベルンゲンの歌のクリームヒルトだ。』
『ま、隊長も一応お貴族様の姫ですからね。あはは。』
『そんな風に思った事などないぞ。お前は何をしに来たんだ? あ、嫁探しか。』
『いや、気晴らしです。嫁さんはまだ考えていませんし…。
あ、隊長…いや…オスカル嬢、私と踊って頂けますか?』

こんなお誘いが出来るアランではないですね、きっと。
失礼しました。

このお二人の会話を考えると、私的には軍事の事がピッタリではないかと思っています。
お二人とも士官学校を出ていますので ( オスカル様は中退ということになるんでしょうか。 ) 、戦術の話で盛り上がりそうです。

『栄光のナポレオン エロイカ』では、ナポレオンに付いて勝利を重ねるアラン。
アルコレの戦いで、ナポレオンは先頭に立って橋を渡りますが、危険を察知したアランが橋から突き飛ばし、一時泥沼に紛れてしまいそのうちに戦いは終息を迎えます。
そこで兵士達の前に現れたナポレオンは、無事を讃えられます。
アランはその様子を見て、思うのです。
『最高司令官は兵卒とは違う。真っ先に飛び出して行って、銃弾をくらうのが良い司令官とは決して言えないんだぜ。人の上に立つ者には生き残ってしなければならんことがあるんだ。』
そこには、オスカル様のお顔があります。
この時の彼は、人生の中で忘れられない忘れてはいけない重い事実を血肉にし、今を生きています。
あの新エピアラン編ではまだ消化するまでに至っていなかった彼ですから、男として、武官としての大きな成長を遂げていることがわかります。
彼の中にはいつもいつまでも、腕の中で消え入りそうな命を燃やし尽くして逝ったオスカル様がいるのだと思います。

ずっと気になっていた、アランの壁ドンです。
色っぽい話ではなくて、武器や隊列の話で盛り上がってはいますが、面白がっているのはオスカル様だけで、アランは姫君にクラクラしているっていう設定でお願いします。
この絵では、アランの男っぽいところが出ていなくて残念ですが。
また今度ね、アラン!




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lesyeuxsaphir

Author:lesyeuxsaphir
『ベルサイユのばら』のオスカル様に恋い焦がれる『うたかた』の二次創作ブログです。
手描きのイラスト(デジタルのものも少し)と短い会話文で綴るサイドストーリー、コミック、雑文などを置いています。
原作をこよなく愛していますが、アニメも大好きです。
間違いだらけの拙い作品ばかりですが、大きなお心で受け流して下さいませ。
また、原作者様、出版社様等とは一切関係ございません。
どうぞよろしくお願い致します。
2015年7月からpixivにも投稿していますので、宜しければお立ち寄り下さい。

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