Nuit d'automne ( 秋の夜 )




『泣いている…』

『ん?』

『泣いている、お前には聞こえんのか?』

『…いや…何も。
怖いこと言うなよ。
この時間だ、起きているのは衛兵ぐらいだろう。』

『そうか…そうだな。』



NHKの歴史番組で、松江城の人柱の事に触れていまして、ヴェルサイユ宮殿で感じた念の様なものとシンクロし、描いてしまいました。

夜に泣き声が聞こえるなんて、あるとすれば怖すぎますが、軍人である本物の彼女は真相を突き止めに、聞こえてくる方にズンズンと進んで行くのだろうなあと思います。
ディアンヌの亡骸にも怯まずにいた彼女ですから。
勇敢というより、白黒はっきりさせたい一心という感じもします。
職業柄、状況をいち早く把握して、的確な判断を下さなければいけませんものね。
冷静過ぎて怖い気もします。


画像を差し替えました。
前のものにも温かい拍手をありがとうございました。






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  1. Oscar
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拍手コメントのお礼 ( 10月17日〜10月29日 )

いつもご覧頂きましてありがとうございます。
拍手コメントのお礼をさせて頂きます。

ル様
いつも温かいコメントをありがとうございます。
作品毎にル様に楽しんで頂いているようで、とても嬉しく思っています。
この世界にひょんなことから入り込んでしまった私ですが、ブログ主というのは結構孤独なものだなあと感じていまして、たまにへし折れそうになる私にはお言葉が支えになっています。

毅然とした彼女。
私も大好きです。
いつも毅然としていながら、たまにとんでもない事を言って、時に彼にだけ甘えて、なんとか自分を保つ。
特に後半は、そのギリギリ感が私には堪らない彼女の魅力になっていまして、拙作はどうしてもそんな風になってしまいます。
そのうちにタガが外れて、そうではないものが飛び出すかもしれませんが、その時は、変なの描いてると笑ってやって下さいね。

フェルゼンの魅力。
私もわかりませんでした。
マリー様を思う彼に
『そんなフェルゼンだからこそ…でなければ愛しなぞしなかった…』
と仰っている通り、彼女自身が命がけで一途に誰かに愛して欲しいと思う心があったのでしょうね。
貴族が結婚しても愛人を持つことが普通だったこの時代、長い年月マリー様との愛に生きる彼。
それが悲恋であっても、彼女が思う理想の愛の形だったのではないかと思います。
その際、考えにくいので、愛人がたくさんいたとされる本物のフェルゼン様は、ちょっとどこかに置いておきます。(笑)


三様
いつも温かく楽しいコメントを下さって、ありがとうございます。

甘過ぎない彼と彼女。
そのあたりが、大事だと思っているところではあります。
甘く切なくがモットーではありますが、そうではないものも描きたくなるかも。
キャラ破壊し過ぎないように描いていこうと思いますので、見守って頂けたら幸いです。

囚われた彼女のお世話。
私もしたいです!
ロザリーの様に、彼女の〇〇を〇〇してしまうかも。きゃー!

黒い騎士を投げ飛ばす。
私も、どうしてあの場面をあの様な凛々しい彼女で終わりにするのか分かりませんでした。
アニばらの様に
『これで私は諦められる…』
と風に吹かれて終わりにするっていう方が綺麗なままでいいシーンになるのにと思っていました。
原作のその場面をもう一度見返しましたら…。
見事な切り替えで、
『もう彼との事は終わりにした。はい、次っ!』
というさっぱりとした彼女の信条が伺えて、ちょっと好きになりました。
女性としての何かより、軍人としての任務が優先している様で、少し悲しくもなるのですが。
人間らしくて、また彼女らしくて、キュンとなるとてもいいシーンだなと思えました。
三様、気づきをありがとうございました。

あの胸に…。
本当に、あの胸に顔を埋めるとはどんな場面なんでしょうね。
笑い合う。
泣く。
殴り合う。
ん〜、乏しい妄想。
何れにしても、本当に罪な方ですね。

タイムマシンがあったら。
そうですね。
彼と彼女を一緒に探しに行きましょう。
何人かで探せば見つかる気がします。(笑)


たくさんの温かい拍手にも感謝致します。
次作への励みにしています。

さてさて。
私事で恐縮ですが、来月から少し生活のリズムが変わると思われます。
更新も今までの様にはいかないかもしれませんが、ご了承下さいませ。

それでは
またのお越しをお待ちしています。





  1. 拍手コメントお礼
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Ta chaleur (あなたのぬくもり)




『オスカル…?』

『あ…すまん…少し眠ってしまったようだな…。』

『疲れているんだろう。もう部屋に戻ろうか。』

『ん…部屋では蓄えられない。』

『何をだ。』

『…じんじんと温まる感覚。
このぬくもりは…お前からしかもらえない。
人の胸がこんなに温かいとは…。
もう少し…もう少しこうしていても良いか?』

『お望みのままに…。』



少し寒くなってきたので、彼に包まれる幸せな彼女を描こうと思ったのですが…。
描いたり消したりするうちに、だんだんと密着感がなくなってしまいました。
あ〜もっとくっついて!(笑)
お顔も微妙。
本当は胸に顔を寄せて、もごもごとして響かない声で会話しているのを妄想したのですが。
やっぱり上手くいきませんでした。( 涙 )

『あ…あの胸に…私は…私は今まで平気で…平気で顔をうずめてきたのか…あの胸に…』
今まで平気で顔をうずめてきたと彼女は仰っていますが、それはいつまででしょうね〜。
ブラビリまではそんな事が普通にあったということでしょうか。

拙作のこの彼は、彼女の充電器です。遠赤外線の暖房機だったりもします。

川本真琴さんの
『1/2 』という歌だったと思いますが、その中で
『境界線みたいな身体がじゃまだね』
という歌詞があります。
不思議とこの歌詞が、長いこと私の中で残っています。
蜜月のお二人も、そんな感覚ではなかろうかと思いましてこんな風にしてみました。


早々と画像を変えてしまいました。
前の作品にも温かい拍手をありがとうございました。






  1. Oscar et André
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Le sommeil léger ( 浅い眠り )




追いかければ追いかけるほど、貴女は遠くに行ってしまう。
『ジェローデル、私について来れるか?』
一瞬透ける頬を上げ不敵な笑みを浮かべ。
私が止めるのも聞かず、軍服のテールと金の髪を残して消えて行く。
別れの言葉もなく、羽のような指をヒラヒラとさせる貴女。
『ここにおいでだったのですか。』
振り返る人は貴女ではない。
もっともローブをお召しの女性ではないはずだ。
待て。
それは私が見たあの時の貴女。
嫋やかに踊る貴婦人だ。
自分の求めているのは、あの時の貴女なのか。
束の間でも貴女の手を取り、艶やかな眼差しを受けて踊っていれば、そしてそのまま離さずに…。
私の腕の中なら、貴女の確かな平穏を約束できたのに。

それは脳髄の奥で見ていた予感。
到底手の届くはずのないところに飛び立ってしまうと…。
止めなくては。
いや止めても無駄だ。
しかし!
あの時、私だけを見て下さった貴女。
重ねた手の感触。
一瞬触れた唇。
私は生涯忘れない。
それは永遠に外れぬ枷。

もう私には貴女しかいない。



ジェローデルには、オスカル様はどんな風に見えていたのでしょう。
『初めから女性として…』という言葉がありますが、アンドレと彼女の距離とはまた違う感覚で彼女を捉えていたと考えると。
そう易々と部下に内面を見せる彼女とは思えないので、外見ということでしょうか。
例えば、ユリウスのように片手で重いものが持てなかったとか、腰が細いだとか、肩幅が狭いとか、体に厚みがないとか…。
『そんなことではない。君は何もわかっておらんようだな。』
と彼に叱られそうですが。
『優しいまどいに…。』
彼は自分との共通点を彼女に見ていたということでしょうか。
エピソードをもう一度読まなきゃいけないですね。



どうして妄想にジェローデルが出てきたのかは不明です。(汗)
そして軍服を描こうと思ったのに、またローブを描いてしまいましたね。
ジェローデルもまたそのうちに。

彼女が指輪をされているのは、あのカラーページだけでしょうか。
ちょっとしたことなのですが、指輪一つでなんだかとても萌えました。





  1. Oscar et ……
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Pour la fin ( 終わりにする為に )




『…これで終わりだ。きれいさっぱり忘れてやる。忘れてみせる。』

『それで…目に留めてもくれなかったら?』

『目の前の女性に興味がないということだから、それはそれで良い。』

『では、逆にお互い突き動かされ、思いも寄らないことになってしまったら…。』

『それは…。』

『冷静でいられますか?』

『そうなる前に撤退だ。』

『抱き寄せられて、二人きりになってしまったら?』

『困ったな…』


おかしな設定ですが、これは自問自答ではなく、私と彼女が会話しているとでも思って頂けたら幸いです。
この時の彼女への質問として思いつくものを書きました。

彼女は軍人ですから、いつ何時でも毅然と対処できると思いますが、この時はまた別なのではないかと。
少し、下世話な会話ですが、ご容赦下さい。

この時の、彼女の心の中にあるフェルゼンへの思いを勝手に整理しますと。

① 自分は彼を愛している
② 女性として彼の前に立ちたい
③ 彼がいつもの自分をどんな風に思っているのか知りたい
④ 彼に抱かれたい

今思いつくのはこんなですが、もっとありますでしょうか。それはまた気づいた時に。

ローブをお召しになって舞踏会に赴く彼女は、自分の中の抑制を乱すものを排除すべく、決着をつけに行く様に私には思えます。

せっかくローブをお召しになったのに、緊張からかいつもどおりの凛々しいお顔でアンドレの前にお立ちになります。
しかし、意中の方の前にお出でになった彼女は、もう女性の柔らかな表情になっていらっしゃいますね。
残念ながらこの頃のアンドレの事は眼中にないので、当然と言えば当然なのですが。

子供の頃に読んだ時は、どうして恋を終わりにする為に会いに行くのかがわからず、女性の姿での彼女の美しさにばかり気を取られていました。
来る日も来る日も彼の帰還を待ち望んだにも関わらず、彼の瞳に映る自分の姿が親友の近衛士官でしかない事を思い知らされる日々。
あまりに長く苦しい片思いでしたね。

このイラストは、ローブの彼女が上手くいったと思い、調子に乗って近衛の彼女を描いてしまって大失敗。(汗)
どうして剣に、手をかけてしまったかな…。
刺してる様に見えてしまう。(大泣)


差し替え完了しました。
前の作品にも温かい拍手をありがとうございました。






  1. Oscar
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Pour moi ( 私の為に ) ここだけの話の後




『生きてお前に会えるとは思わなかった。すまなかったな。あ…アンド…レ。』

『今度のことで思い知ったよ。
お前はこの世でたった一人。
お前じゃない女はたくさんいるのに、お前は一人しかいないんだ。』

『何を言っている。おかしな事を…』

『お前がいなくなって、頭が変になったのかもしれんな。』

『牢の中で考えていた。
私が死んでもお前には生きて欲しいと。
お前にはお前の人生があって、天命というやつも私とは違うはずなんだ。
例え夫婦であっても。』

『オスカル…』

『お前、私の後を追おうと思っていたのではないのか?』

『…それは…』

『目を覚ませ。
お前にも私にもこの世に生まれた意味があるはずだ。
私の為に死ぬな。死んではならん。』

『お前のいない、からっぽの世界で生きるなど、俺には何の意味もないことだ。』

『永らえれば良い事もあるかもしれんぞ。』

『何を。』

『もっと若い細君が来てくれるかもしれん。』
『お前を立ててくれる優しい細君が。』
『溢れんばかりの胸で迎えてくれる愛しの奥方…』

『そんなのいらない。』

『何故だ。』

『若くて、俺を立ててくれて、溢れんばかりの胸をもっている女など、お前ではないからだ。』

『お前、私を怒らせたいのか?あははは。』




本当はギリギリの中でも、そんな事はおくびにも出さずに余裕の表情で立ち向かう彼女が好きです。
アンドレに『生きてくれ。』と言う彼女。
自分を一途に愛してくれている彼には、もしもの時の覚悟として言っておきたかったのではないかと思い描いてみました。

『私の事は忘れてくれ。』
という言葉は、彼女なら仰るのではないかとこの会話の中に入れることを試みましたが、悲し過ぎるのでやめました。


今回の彼が、なんとも馬鹿っぽくてごめんなさい。





  1. Oscar et André
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拍手コメントのお礼 (9月30日〜10月15日)

いつもご覧頂きましてありがとうございます。
大変遅くなりましたが、拍手コメントのお礼をさせて頂きます。

三様
いつも楽しいコメントをありがとうございます。
アニばらも、ちょうどその頃オスカル様の苦悩のあたりでしたか。
BSは観られないので、本当に残念です。(涙)

恋愛相談。
オスカル様は誰にも言わずに苦しむ事が多くて、本当にこちらも苦しくなってしまいますね。
この時のオスカル様、傍目からはどのように映ったのでしょう。
特に顔色が…と言ったマリー様には。
『オスカル、あなた恋をしているでしょう。』
なんて図星刺されて、絶句していらっしゃる彼女。
マリー様は結構そのあたりがわかる方のような気がしますので、薄々感じ取っていらしたかも。
『お相手はどなた?』なんて言われて、拙作の彼女はバタバタし出すに違いありませんが。(笑)
オスカル様を苦しませ、終いには振ってしまうフェルゼン。
なんとかならないものかと子供の私は思ったものです。そしてやっぱり少し憎かったです。

他の家だったら…
あんな姉君ではなく、冷たく蔑まれ他人だと言われてしまうのでしょうか。そうかも知れませんね。そんなの悲しすぎますが。
文面からも分かる通り私も妹です。
統括する姉にはかないません。(汗)

幸せな気持ちでお休みになれるなんて言って頂けて、こちらも嬉しいです。


ル様
はじめまして。
いつもお立ち寄り頂いてありがとうございます。
ここだけの話。
自分で考えておきながらなんですが、私もル様と同じく少し胸に来てしまい、当初描こうと思っていた拘束されている彼女は結局描けませんでした。
少し前になりますが、漫画会館で読んだ『エカテリーナ』でそんなシーンがありまして、自分が描こうと思っていたものと被っていたものですから、頭から離れなくて。
計画が失敗すると後がないエカテリーナが、『その時は最後だ。』と自分の覚悟を決めるシーンです。
片腕ずつ鎖に繋がれていて、それはそれは衝撃的で不覚にも涙が出てしまったのですが、もうそんな事をオスカル様にしてはいけないと思いやめました。
結果、なんとも中途半端な絵にしてしまいましたが、感じて頂いて嬉しいです。
ご都合をつけるのが楽しかったので、この後のお話を今描いているところです。宜ければ少しお待ち頂けると幸いです。

たくさんの温かい拍手にも感謝しています。
次作への励みにしています。

12月20日発売のマーガレットに掲載されるエピソードが、オスカル編であると理代子先生が仰いましたね。
もう、待ち遠しいったらありゃしません。何ページなんでしょうか。
そしてどの辺りのお話なんでしょう。
マーガレットからの発表を心待ちにしています。

それでは
またのお越しをお待ちしています。





  1. 拍手コメントお礼
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Entre nous ( suite続き )




『奴ら逃げていったぞ。』

『そうか…良かった…今のうち…に…お前も…逃げろ…』

『ご冗談を。俺が何をしに来たと思っている。』

『あいにく、この枷を…取る…ことなど出来ぬぞ。』

『鍵はこの手の中に。』

『⁉︎、いつ…のまに。』

『俺がニセの黒い騎士だったのを忘れたか。』

『あっは…そう…だったな。』

『今、外すからな。じっとしていろ。』

『ん…すまん…』

『…こんなに傷が…すまない、俺がついていながら、お前をこんな目に…』

『将校だった…だけあって…しぶとい尼だと…褒められたぞ。ふっふっ。それで…どんな風に逃げようと…』

『俺は幽霊。お前はその奥方だ。』

『⁉︎』

『幽霊の花嫁では嫌か?』

『…いちか…ばちかだな。』

『そうだ。ワクワクするだろう。』

『ふむ…子供の頃…夜、屋敷の門番を騙して…ふたりで抜け出した事があったな。』

『ああ、憶えている。その後おばあちゃんにこっ酷く叱られたんだ。痛かったな。
じゃ、背負うぞ。死んだ振りをしていてくれ。』

『 Oui Monsieur!』

幽霊が亡くなった花嫁を背負って、漆黒の闇に音もなく消えていく。
この不可思議な出来事はここだけの話…。



今回もいつものように、なんとかご都合がつきました。良かった良かった。(笑)
『 Oui Monsieur! 』は、英語では『Yes Sir!』です。


12月20日発売のマーガレットにベルのエピソードが掲載される様ですね。
ロザリーのお話でしょうか。
回想でも良いので、オスカル様を出して欲しいです。
アンドレも一緒ならもっと良いですが。
次々に楽しみなベルの話題が飛び出して、あっという間に今年も終わってしまいそうな予感がします。(汗)





  1. Oscar et André
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Entre nous (ここだけの話)




『…そんな…男はしらん…知らんと言っている。』

『嘘を言ってもだめだせ。お前の従僕だろう。黒髪で隻眼だって言うじゃねえか。』

『…私の従僕はチュイルリーで死んだ。私と兵士で葬ったのを…市民も見ていた…はずだ。
その者は…幽霊に違いない。
取り憑かれたくなければ、早く…そいつを外に…
ふっふっふ、お前を狙っているぞ。
早く…外に出すんだ、早く…。』


彼と彼女が生き残り、貴族の彼女一人囚われの身になってしまったとしたら…。
当然彼は、命懸けで彼女を助けに行くでしょうね。
あと一歩のところで看守に見つかり…。
『ああ、アンドレが来てくれたのか…』
と手を伸ばしたい衝動に駆られても、自由にならない彼女は泣く事もせず、冷静に愛しい人との関係を否定し、彼を逃がすのです。
ベタすぎてなんだかなあですが。

なぜかセリフとこの絵が浮かんでしまったのでそのまま描きました。
彼女は少し抑え気味の低めな声でお願いします。
もうちょっと下まで描いたのですが、自分としての規制を感じましたので枠はこれぐらいにしました。

描いておいてなんですが、幽霊って外に出せるんでしょうか…。(汗)

その後の事は、また妄想出来たら描いてみたいと思います。


今月20日発売の
「ベルサイユのばら」で学ぶフランス語
予約しました〜。
今までのものを表紙だけ変えたんでしょうか。
でも前のも持っていないので、これは嬉しく待ち遠しいお品です。
わ〜い。


9日、ペン入れしました。
が…鋭さがなくなってしまいました。
なんともはっきりしない顔。
下描きとは違う感じになってしまって、上手くいきませんね。
いつもこんなです。しゅん。








  1. Oscar
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Ma chère petite sœur ( 私の愛する妹 )




『聞いているわよ、アンドレとの事は。
こちらに来て花嫁の顔をよく見せて。』

『姉上。』

『あなたが、家の為に軍人として生きるしかなかった事を、姉妹の皆が申し訳なかったと思っていますよ。男の子が生まれなかったばかりに…。』

『姉上、それは杞憂でございますゆえ、お心をお痛めになりません様に。私は十分自分の人生に満足しております。それに…。』

『それに?』

『もしもどなたかが男の子でお生まれなら…私は、この世に生を受けることもなかったやも知れません。』

『オスカル…』

『全ては天の方の思し召しでございます。』

『…ありがとう…オスカル。』

『天の方は私に素晴らしい贈り物も下さいました。』

『アンドレね。』

『…。』

『あの小さかった2人が夫婦に…。ああ、本当に喜ばしいこと…。幸せにおなりなさい。祝福させて下さいな。』

『…私に祝福など…私のした事で、義兄上や姉上にご心痛をおかけしたはずです。』

『もう…もういいのよ。オスカル。時の流れは止められないわ。あなたのせいではないのですよ。あなたはもう自分の幸せだけを思っていればいいのです。』

『…姉上、私如きにそのようなお言葉を。感謝致します。
どうか…義兄上といつまでもお健やかに…。父上と母上を頼みます。』

『あ…あ、オスカル…オスカル、行かないで。もう少しお話させてちょうだい…。
アンドレ、アンドレ、あなたもいるのでしょう?オスカルを頼みますよ。またふたりでいらっしゃいね…。』


バスティーユからしばらくして姉君のもとにお別れをしにいらした彼女という感じで描きました。
『…。』の彼女は、コクンとうなづき微笑む感じでお願いします。

この絵は、
『姉君の前では、どうしても妹の表情になってしまう彼女』
というのが隠れた描写ポイントだと思っています。
実際に妹顔、姉顔というのは確かにあって、事が起きた時の引き締まった姉顔には到底叶わないと思っております。

14、15でお嫁に行く時代。
オスカル様は小さい頃、上の姉君とは一緒に過ごした記憶もあまりないかも知れません。
ご両親やばあや、下の姉君達からの話、肖像画の中での幼い頃の家族の記憶。
下の姉君達には、『あら、あの時あなたまだいなかったかしら。』なんて軽くあしらわれたり、大人のわからない話ばかりの中で妙に洞察力が働くようになったり。
大人の中で、子供である自分をあまり出さずに、一生懸命に追い付こうとしていたであろう彼女の健気さが、なんだか胸を締め付けます。
アンドレは天の方からの賜り物。
彼は、頑張りすぎの彼女が幼い心をぶつけられる、唯一無二の存在ですね。

あ〜姉君の手が〜。(涙)





  1. Oscar et ……
  2. / comment:2
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プロフィール

うたかた

Author:うたかた
『ベルサイユのばら』のオスカル様に恋い焦がれる『うたかた』の二次創作ブログです。
手描きのイラスト(デジタルのものも少し)と短い会話文で綴るサイドストーリー、コミック、雑文などを置いています。
原作をこよなく愛していますが、アニメも大好きです。
間違いだらけの拙い作品ばかりですが、大きなお心で受け流して下さいませ。
また、原作者様、出版社様等とは一切関係ございません。
どうぞよろしくお願い致します。
2015年7月からpixivにも投稿していますので、宜しければお立ち寄り下さい。

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