機内にて

たとえこの身は滅びようと、最後まで戦わなければ。
死んでいったこの者達の為に。
アンドレ、お前の為に。
今、私は、そのために生かされているのだから。
行くぞ、アンドレ。
私が迷うことなく突き進めるよう、お前達が導くこの道を。


行きの飛行機の中で、見てしまった『寄生獣』。
いつもなら見ないであろうお作です。
救いのない残酷なシーンに目を背けたくなって、残り3、40分を残して、消してしまおうと思った時にこれが浮かびました。
たくさんの死体を見て、彼女が何を思ったのか。
どんな風であったのか。
『寄生獣』では、主人公が過呼吸になって、でも寄生獣の言葉で奮い立ち、相手に向かって行きます。
あの13日の夜、たくさんの亡骸を前に、彼女の中をどんな感情が巡ったのでしょう。
原作には、アンドレを亡くした慟哭までしか描かれていませんが、彼女の心の整理の付け方に少しでも近づく事が出来たらと思います。


前の席に座っていた、5歳さくら組のイケメンとお喋りが出来て楽しかったです。
彼は、たまに二重の瞳をくりくりさせてこちらを覗き見るのです。
本当に純粋でキラキラした瞳に、すっかり濁ってしまった私はクラクラ致しました。
『パリに行くんだ』とトランスフォーマーや飛行機のおもちゃを見せてくれたり、モニターの上でおもちゃをかざして気を引こうとしたり。
その小さな手を愛しく思いまして、握手の手を伸ばしてみたら、丸い掌を預けてくれました。
『これから君は何度空を飛ぶの?』
聞いてみたところでご本人にもわからないことではありますが(笑)、大きくなった彼がどこか外国で活躍されていたらと思うと、これからの世の平和を祈らずにはいられませんでした。
トランスフォーマー。
彼にはヒーローなんでしょうか。
自論ですが、男子にはヒーローの存在は不可欠と思っています。
小さなその心にヒーローが宿っていたら、その子の将来は明るいものになると考えます。
女子もそうかもしれませんが、考え方が大人で冷めていますので、男子のそれとは違うかと思います。
それでも『オスカル様』は、私の中にずっとあって、ある日また鮮やかに蘇った私のヒロインでもありヒーローでもあります。
子供の時にお会い出来て、本当に良かったと思います。

『寄生獣』
ご覧になった方はご存知だと思いますが、アニばらのオスカル様、田島令子さんがご出演されていました。
残念ながら、時間的には短いご出演で惨い最後ではありましたが、アニばらも好きな私には、キャーキャーものでした。
今後の益々のご活躍も楽しみにさせて頂きます。




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  1. フランス旅行記
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シャルルドゴール空港にて

ご無沙汰しております。
今、シャルルドゴール空港にいまして、もうすぐ帰国の飛行機に乗ります。
フランス。
実は初めてでした。(汗)
若い時に行っておけば良かったなんてことを、今頃言ってみたところでどうにもなりませんのでそれは言いません。(笑)
そんなに裕福な家庭に育ったわけでもないのですが、それなりの人生を生きてきたと思っていました。
しかし最近これではいけないことに気づき、呑気な中にも変化を求め、フランス語を学び、ブログを始め、もうフランス行きは必然という事を思い、何十年振りかの海外がフランスと言う事になりました。
決まれば早かったですが、相棒の体調もありまして、キャンセルもやむなしと思った事も何度かありました。
そんな中の実現でした。

ヴェルサイユ宮殿。
とてもキラキラと豪華な宮殿。
陰謀と策略の渦巻く居城として、少しでも異なるものを排除しようとする佇まいにクラクラ致しました。
この中で正気でいることがどんなに大変な事かを思う時、マリー様の苦しみもオスカル様の葛藤も全てを飲み込み、圧迫感とともに妖気さえ感じるものがありました。
庭に出た時の安堵感は、大きかったです。
息苦しい宮殿を抜け出し自由になりたかったマリー様のお気持ちがよくわかりました。
今回は離宮やアモーにも行けなかったのは残念でしたが、私にはいっぺんには消化出来ないとも思いましたので良しとします。

この他にロワールの古城巡りもしましたが、その静かな佇まいに魅了されました。
モンサンミッシェルにも行きました。
ここでは、何故か所々でオスカル様のお姿を見たような気が致します。不思議なのですが、修道女となった彼女が立ち働くお姿が目に浮かぶのです。

写真のアップですが、恥ずかしながらたくさん撮りまくったので何処が何処だかわからない状態です。
どんな風になるかわかりませんが、作品に反映出来たらと思っています。

もうすぐ時間です。
それではまた。



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旅行記1

旅行記ってほどのものでもないのですが (汗) 、書いてみますね。(笑)

1日目
午前の飛行機で羽田を発ち仏時間のその日の午後に到着。
宿泊地のムードンへ。
ホテルの部屋が狭かったので、スーツケースはベッドの上で開けなくてはならなくて、探し物の度に消耗して結構大変でした。
小銭がなくては何かと不便なので、早速お水を買いに歩いて10分ほどのショッピングモールへ行きました。
もうすぐ閉まってしまうというので、パパッとクロワッサンも買ってホテルで食べましたが、まずまずの美味しさでした。
しかし夜がなかなか来ない。(笑)

2日目
行きなりヴェルサイユ宮殿へ。(笑)
ガイドさんの早歩きは良かったのですが、( 私はゆっくり歩くのがちょっと苦手なたちなのです。というか出来ないかも。笑) 少し早口なところは聞き取れない部分があって、とても興味深いお話には『もう一度言って〜』とお願いしたくなりました。
早く進んで固まって、さっさと行って固まっての繰り返しの中で、ちょっとマニアックな写真を撮る私と相棒は、ちょろちょろと変な動きをしていたかもしれません。(笑)
撮ってきた画像ですが、今改めて見てみると廻り縁 ( 天井と壁の境目 ) の装飾や暖炉なんかが多かったです。











くる春も…


実はヴェルサイユ宮殿にオスカル様ドールを持ち込んで画像を撮ろうと目論んだのですが、セキュリティーが厳しそうなのと有名人になるのもなんなのでやめました。(汗)
どなたか試みた方はいらっしゃるでしょうか。

ルーアンへ。
火刑にになったときの炎を模す外観をした、ジャンヌダルク教会の中に入りステンドグラスを見ました。
内部も独特で、曲線が多く可愛らしくて仰々しい他とは違っていました。とても居心地が良くて時間が許せばずっと座っていたかったです。



ルーアンのノートルダム寺院にも入りましたがこちらは教会然としています。
モネの連作でも有名です。
カトリックの教会は入口が西側、祭壇が東側というのをここで初めて知りました。(汗)



モノプリでエコバッグを大量買いしてマカロンを摘み、そうこうするうちに時間です。
モン・サン=ミシェルに向かいます。

雨が降ってきました。



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旅行記2

2日目の宿はモン・サン=ミシェルの対岸のホテル。
食事をしてからモン・サン=ミシェルの夜景を見に行こうということになりました。
雨が強くなり、寒さも増して来ましたが、ダウンジャケットを着て傘をさして少し歩いて夜景スポットに行ってみました。
けむっていて良い写真は撮れませんでした。
その先から無料シャトルバスが出ていて、もう少し近くまで行けるということでしたが、疲れていたのと明日が早いのとで私達は断念してしまいました。


翌朝、個人的なアクシデントから近くのスーパーに買い物に。
もう開店時間なのに、中ではお掃除をしています。
これがフランスです。
開店時間は自分達が働きだす時間、閉店時間は電気を消して出て行く時間だそうですから仕方ないです。
さすが、自由を勝ち取った国だと思います。
待っていましたが、結局間に合わないので、ツアーメンバーに助けて頂きました。
準備も整い、無料シャトルバスに乗ってかの地の近くまで行きます。
バスはUターンしないで良いように前と後ろが運転席になっています。

降りて徒歩5分。



モン・サン=ミシェルは、聖ミカエルの山という意味で、ミカエルはフランス語ではミシェルです。
歴史は、私などの覚束ない説明よりも、wikiその他で読んで頂けたらと思います。


塔の一番上には秤と剣を持ったミカエル像が。画像が小さくて見えるでしょうか。




西のテラスからの風景。
ここには写っていませんが、遠くに羊がいました。
巡礼者体験の子供達が干潟を歩いているのも見えました。


石には数字が。
誰がどれだけ運んだかを知るためのものです。



礼拝堂です。




有名な回廊です。
修道士達の休息や瞑想の場所だったそうです。
複雑な柱の造りに魅了されました。

元々はカトリックの聖地として、百年戦争では要塞として、フランス革命後は牢獄としてその役目を変えながらも、厳しい佇まいと柔らかな光にも溢れた巡礼の地。



お昼にはオムレツを頂きましたが、修道士達の食事のようにお味は余りついていません。
お好みでお塩をどうぞとのことでしたが、私はこれで十分でした。

ラ・メール・プラールでガレットやマドレーヌを買ってそろそろ時間です。
バスに乗って今度はロワールに向かいました。

長い時間バスに乗っていて、何やら胸焼けが。乗り物酔いではないようでしたが、夕飯をパスしてかなりの時間眠りました。
相棒と他のツアーメンバーは、散策に行きました。
起きたら小腹が空いていたので、日本から持っていったあられを食べました。醤油味がたまりません。
シャワーを浴びて寝ました。

夕飯をパスした事で、ツアーのメンバーにご心配をお掛けしてしまって、明日はどんな顔で出ていけば良いのやら…。
でも眠ったお陰で元気になったぞ。




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旅行記3

翌朝、ご心配をお掛けした事をお詫びして、朝ご飯を美味しく頂きました。
荷造りをしてバスに乗り込みロワールの古城巡りへ。

先ずはシュノンソー城。


駐車場からプラタナスの並木を行くとお城が見えてきます。
ロワール川の支流シェール川に建ち川面に映るその姿はとても美しいのです。
でもそんな画像を撮り忘れたので(大汗)、頂いたガイドブックの表紙を載せます。



添乗員の方も仰っていましたが、この日本語ガイドはなかなか良くできていまして、ハテナな日本語が無い様な気が致します。
そしてそもそもこのお城、並木道を抜けた正面からはこの様には見えません。
塔の奥に垂直に広がっています。



プロフィールを少し。
フランス王アンリ二世の寵妾ディアーヌ・ド・ポワティエ、王妃カトリーヌ・ド・メディシスら、16世紀の創建以来、代々女性が城主だったため、「6人の貴婦人の城」と呼ばれます。ロワール渓谷流域の古城の一つとして、2000年に「シュリーシュルロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録されているそうです。
6人の貴婦人のお名前を挙げておきますね。
ディアーヌ・ド・ポワティエ
カトリーヌ・ド・メディシス
ルイーズ・ド・ロレーヌ
ルイーズ・デュパン
マルグリット・ベルーズ
シモール・ムニエ
フランス革命当時は、ルイーズ・デュパンが所有していまして、ルソーもこの城に招かれたそうです。

ディアーヌはアンリ二世の元家庭教師でアンリ二世より19歳年上です。
アンリ二世はイタリアのメディチ家から正妻を得た後も彼女を寵愛し続け、正妻のカトリーヌ・ド・メディシスは当然面白くありません。
アンリ二世の死後は、ディアーヌの手に入れたアンリ二世からの贈り物を没収し、この城からも追い出します。



ディアーヌ・ド・ポワティエです。
この時なんと60歳。肖像画ですから綺麗目に描いてあるのでしょうが、それにしてもお若いですね。
この方の死因はアンチエイジング薬による中毒死。
詳しくは塩化金をジエチルエーテルに溶かした黄色い液体を毎日飲んでいた為の金中毒だそうです。
貧血によって白い肌ではありましたが、もろく繊細な髪・骨・歯…中身はがたがたですね。
彼女の遺髪には常人の500倍の金と、水銀も含有されていたそうです。
ここで思い出すのは水銀の蒸気を吸って声を変えようとしたユリウスの事です。彼女は吐いてましたね。
ディアーヌも体調はずっと悪かったでしょう。
美への執念を感じます。


ディアーヌは若さと美を保つ為に、冬でもここで水浴びをしたそうです。
ブルブル。


アンリ二世の王妃、カトリーヌ・ド・メディシスです。


実はこのお城で一番萌えたのは、厨房です。(笑)



調理係に混じって、ばあやとアンドレが忙しく働いているのが私には見えたのでした。


このかまどでパンを焼き…


この大鍋でスープを作り…


人参のグラッセはどの鍋で作ろうかしら。



『あ、アンドレ。ここにいたのか。』
『なんだオスカル、急用か?』
『まあまあ、お嬢様!こんなところにいらしてはいけませんよ。さ、アンドレここはいいからお嬢様をお連れして。』
の階段。(笑)


窓の外を見るとシェール川が。
どうしても私には、この窓の格子の設えが牢獄の檻に思えてしまって。
幽閉された姫君が自分の行く末をこの川の流れに漂う木片に擬えたのではないかなんてありもしない事を考えたりして。


ギャラリーです。
川の上にあり、舞踏会会場でもありました。
時間が許せば、ここに座って妄想したかったのですが…。


王妃のものより愛妾のものの方が大きい庭園をさらりと見て ( 勿体無い 。汗 ) 、出口 (入口と同じ)にあるお土産屋さんにダッシュ。

バスに乗りしばらく走って、見えて来たのはアンボワーズ城。この後も城は見えて来ますが、入場はしていません。

レオナルド・ダヴィンチは1516年にフランソワ一世に招かれ、フランソワ一世の居城アンボワーズ城近くのクロ・リュセ城で晩年の3年間を過ごし、この地で亡くなりました。



次はショーモン城。
シュノンソー城の代わりにディアーヌ・ド・ポワティエに与えられた城です。実際には、彼女はこの城を好まず違う城に移り住んだとの事です。




シャンボール城です。
子供の頃の絵本で見たお伽話のお城の風情です。

ここは入場はしませんが、バスを降りて少し周りを散策し、お城の中の国営の売店に行くことが出来ました。
娘に絵本を買いました。


その日はスズランをたくさん見ました。5月1日…そう言えばミュゲの日だったのですね。
 フランスでは5月1日に愛する人やお世話になっている人にスズラン( フランス語でmuguet ) を贈る習慣があり、もらった人には幸運が訪れると言われます。
画像がなくて残念ですが、メーデーでお休みでもあり、お城の敷地内でガーデンパーティーをしている方がたくさんいらっしゃいました。
小雨なんてなんのその、老若男女がヴァンとフロマージュで盛り上がっていました。
いいな〜、混ざりたかったな〜。

まだ半日分ですが、検証が済んでいないので ( 汗 ) ここまでにしたいと思います。




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lesyeuxsaphir

Author:lesyeuxsaphir
『ベルサイユのばら』のオスカル様に恋い焦がれる『うたかた』の二次創作ブログです。
手描きのイラスト(デジタルのものも少し)と短い会話文で綴るサイドストーリー、コミック、雑文などを置いています。
原作をこよなく愛していますが、アニメも大好きです。
間違いだらけの拙い作品ばかりですが、大きなお心で受け流して下さいませ。
また、原作者様、出版社様等とは一切関係ございません。
どうぞよろしくお願い致します。
2015年7月からpixivにも投稿していますので、宜しければお立ち寄り下さい。

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